SSTRというものをご存知でしょうか。
Sunrise Sunset Touring Rally,つまり日の出とともに太平洋岸を出発し,日没を石川県羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイで迎えよう,という企画です。オートバイ冒険家として有名な風間深志さんの発案によるもので,今年が第6回にあたるそうです。
詳しくは
こちら。
この
SSTRに参加してきました。
0.準備SSTR参加の第1歩はエントリーです。今年のエントリー開始は3/18の午前0時から。
0時になってすぐアクセスしましたが,システムが重くてなかなかエントリーできません。
何度もトライ&エラーを繰り返してようやくエントリーできました。エントリー番号は308番でした。
ちなみに半日後にはエントリー数が1500を超えたそうです。
5月に入ると車両に貼るステッカーや当日使用するブックレット,リストバンドなどが送られてきます。
ステッカーを目立つところに貼り,
SSTRシステムの試験運用でスマホのGPS機能との連動がうまくいくことを確認しておきます。
1.ルートの検討実は横浜~千里浜は高速を乗り継いで行けばノンストップ6時間ほどで行ける距離です。
しかしそれでは旅の楽しみの要素がありません。そこで
SSTRのレギュレーションでは,各都道府県に1つずつ決められた指定道の駅のどれか1箇所に立ち寄ること,道の駅やSA・PAで休憩するごとに与えられるポイントを一定以上貯めることがクリアの条件となっています。
僕としてもせっかく日本列島を横切るわけなので,多少の観光要素は入れたいところです。
そこでツーリングマップルを眺めながらルートを検討していきます。
考えたルートは大きく3つ
1)横浜~指定道の駅箱根峠~御殿場~富士吉田~松本~高山~白川郷・五箇山~千里浜
2)横浜~圏央道経由で八王子から中央道~松本~高山~白川郷・五箇山~指定道の駅氷見~千里浜
3)横浜~圏央道経由で八王子から中央道~松本~奥飛騨~富山~指定道の駅氷見~能登半島一周~千里浜
ポイントは世界遺産の合掌造り集落がある白川郷を経由するか,能登半島を一周するかです。
能登半島は意外に大きく,一周すると4~5時間かかります。19時の日没までにゴールするためには14時までに氷見を通過する必要がありますが,
SSTRのルール上,能登半島の先端にある道の駅「狼煙(のろし)」は特別扱いになっていて,狼煙に行くことで特別なステッカーがゲットできます。
SSTR初参加の今年,狼煙チャレンジをするかどうか,ギリギリまで迷いました。ナビの予測時間的には問題なさそうですが,途中で事故渋滞や車両トラブルがあれば簡単に1時間くらいずれてしまいます。
結局「道の駅氷見到着時点で13時を過ぎていたら無理せず直接千里浜,13時までに氷見をクリアできたら狼煙チャレンジ」という判断基準を決めて,3)のルートで行くことを決めたのは出発の前日でした。
当日の予報は日本中で晴れ。過去のSSTRでは見られなかったという千里浜での日の入りを初参加で見られるかも,と期待が高まりつつ当日を迎えました。
2.出発出発時刻の横浜の日の出は午前4時半。午前3時に起きて3時45分に自宅を出発すれば4時過ぎには出発地点の象の鼻パークに着けます。
目覚ましと同時にガバッと起床したところまではよかったんですが、荷物をくくりつけたり、動画撮影用のカメラをセットしたりしていたらあっという間に4時を過ぎてしまいました。慌てて自宅を出発します。

夜明け前の、まだ暗い道を海に向けて走っていくと、前方をSSTRのゼッケンをつけたバイクが走っています。みなとみらい地区に入ると、海沿いのあちこちに日の出を待つSSTRライダー達が立ってます。彼らに手を振り、僕は自分の出発地、象の鼻パークに急ぎます。
象の鼻パークは赤煉瓦倉庫と大埠頭の間にある公園です。入口の掲示で「バイクは押して」と書いてあったので、エンジンを切り、荷物満載の愛車を押して入ります。
海辺にバイクを置くと、赤煉瓦倉庫とベイブリッジ、海と日の出を背景に写真が撮れる場所なんですが、残念ながら横浜の朝は曇り。明るさを増す空はどんより曇って、太陽は全然見えませんでした。

あっという間に出発時刻の4時半になったので、ルールである海とバイクが写った写真を撮り、念のためSSTR事務局にメール送信してからおもむろに象の鼻パークから出発しました。
3.いきなり迷う象の鼻パークを出て、まずは新湘南バイパスの藤沢インターを目指します。
横浜に住んで25年、藤沢インターなんて目をつぶってても行ける、と思って地図もナビもなしでスタートしたのですが、どこでどう間違えたのか、明らかに横須賀方面に向かう道を走ってることに気がつきました。
ここでも意地を張って地図を確認せず、とりあえず向きを変えて戸塚方面に向かいます。
大きな交差点にある青看板、あれ本当にあてにならないですよね。今の時代、便利なスマホがあるので迷ったらすぐに地図を見ましょう。
まあそこは横浜在住25年、迷いつつもなんとか国道1号線を見つけることができました。国1に乗ってしまえはこっちのもの、それこそ目をつぶってても藤沢インターまでは1本道です。
4.最初の休憩まで新湘南バイパス藤沢インターから入って圏央道経由で中央道を目指します。
道に迷ってる間は全然見かけなかったSSTRライダーがちょくちょく走ってます。途中のPAに入る人も多い印象でしたが、狼煙チャレンジができなかったとしても計算上はポイントは十分足りているので僕はそのまま走り続けます。
事前の情報では中央道の名物渋滞に引っかかってしまうと1時間くらいロスするかも、ということだったので、その辺を抜けるまでは一気に走るというのは当初の予定通りです。
八王子から中央道に入り、相模湖近辺を抜けていきますが、交通量は増えたもののまだ渋滞にはなってません。曇っていた空も薄日くらいになってきました。
渋滞エリアを抜けた先にある双葉SAで最初のトイレ休憩と給油をします。
サービスエリアのバイク駐輪場はもちろん満車で、乗用車のエリアまであちこちにSSTRのゼッケンをつけた車両がたくさんとまってます。
5.寒さとの戦いトイレと給油を済ませ,また高速に戻ります。
しばらく走ると,登坂車線があらわれました。
6速全開で走っているのにスピードが落ちるなぁと思ったら,上り坂だったんですね。
そこは非力な150cc,自主的に登坂車線に移って皆さんに抜いてもらいます。
標高が上がると気温は下がります。そして風速1mにつき体感温度は1度下がるといわれています。
例えば時速80kmは対地速度が秒速22mですから,気温が22度だとしても体感温度は0度?
それは大げさにしても,寒くて体が固まってきました。
諏訪湖SAに入って,用意していたダウンジャケット着てみました(ついでにまた1ポイントget)が,それでもまだ寒い。次の原PAで,ダウンジャケットをプロテクターの内側になるように着直してみたら,やっと我慢できる程度になりました。あ,原PAでポイントgetするの忘れてた...orz
松本で高速を降り,県道158号を高山方面に走ります。
途中で道の駅風穴の里で休憩して2ポイントget。まわりのSSTRライダーはソフトクリームを食べてますが,僕は寒くてとてもそんな気になりません。ちなみにSSTR特典でソフトクリーム100円引きだったんですが,それでも食べる気にはなりませんでした。

さらに高度が上がり,上高地近辺を通るあたりのトンネルは本当に寒くて指がかじかみました。
安房峠道路を通った後,奥飛騨方面に向かいます。
ここから先は太陽が顔を出して気温が上がってきたこともあり,気持ちよく山道を走ります。
不思議と前後に車両が見当たりませんでしたが,道の駅奥飛騨温泉郷上宝に着いてみるとやっぱり多くのSSTRライダーが休憩していました。
ここでやっとダウンジャケットを脱ぎました。本当に持って行っててよかった。
6.暑さとの戦い奥飛騨温泉を抜け,道の駅スカイドーム・神岡,道の駅細入とほぼ30分おきに登場する道の駅を拾いながら北上します。

道の駅細入で食べた飛騨牛串。ピンボケですがおいしかった〜
好天に恵まれ,さらに高度が下がったせいか,さっきまで震えていたのに今度は暑くなってきました。
いつもなら上着をさっと脱いでリアのBOXに放り込むのですが今回は荷物満載で空きがありません。
しょうがないのでジャケットの胸元のチャックを下ろしてみましたが今度は胸部プロテクターが邪魔をして風があまり入ってきません。全然入ってこないわけではないので水分補給をこまめにするくらいにして,先に進みます。
7.能登半島富山からは北陸自動車道に乗り,バビューンと走って一気に能登半島に向かいます。
小杉で降りて下道を少し走ったら道の駅氷見に到着です。
ちょうどいい時間だったのでここで昼食にします。昼食をゆっくり食べても狼煙チャレンジの時間は十分ありそうです。

氷見なら海鮮,というイメージですがここはあえてブラックラーメンをいただきました。
岩牡蠣とか,たしかに美味しそうだったけど,たった1個の値段でラーメン大盛り食べられるんだもんね。
さすが指定道の駅,SSTRライダーを想定してバイク駐輪場も特設でした。場所がトイレに近かったのもありがたかったです。たくさんのSSTRライダーがいて,食事場所もかなりこみあってました。
氷見を出たら,いよいよ能登半島の先端,道の駅狼煙に向かいます。
途中にいくつも道の駅があるのですが,ポイントも余裕でクリアしているので寄り道をせず一気に行くことにしました。
氷見を出てすぐ能越自動車道に入り,終端ののと里山空港まで快走します。
同じ方向にも,対向車線にもバイクがいっぱい。全員と手を振り合っているとほとんど片手運転になってしまう(汗)
下道に降りてからは道幅に対して交通量が多いせいでちょっと詰まりがちでしたが,まあまあ順調に道の駅狼煙につきました。

道の駅狼煙はSSTRライダーを中心に駐車場も道の駅内もいっぱいで,正直のんびりするところではなかったです。
あまり長居をせずに輪島方向に走り出しました。
能登の海は本当にきれいでした。何度かバイクを止めて楽しんだパノラマをちょっと共有します。
能登半島の海岸を楽しみながら輪島までいき,道の駅輪島を通過したら,いよいよゴールの千里浜に向かいます。
8.ゴール輪島を出るころになると,同じ方向に走るバイクのほうが対向車線のバイクより明らかに多くなりました。
みんなゴールに向かってるんですね〜
まだ17時前ということもあり,噂の渋滞にもひっかかることなく,スムーズに走ることができました。
千里浜海岸の入り口は,のと里山海道の今浜ICを出てすぐのところです(千里浜ICから入ってしまうと,すぐゴールなのでほとんど千里浜海岸を走れません)。
千里浜海岸に入ったところでシステムにゴール登録をして,まずは記録を完成させます。
そのあとは記念に写真を。
他の人たちが写り込まない場所を探してしばらくウロウロしました。その都度サイドスタンドの下に板をかます(沈み込み防止)んですが,移動するときにすぐ忘れそうになります。
周りの人を観察してみると,板に長い紐をつけてハンドルやフレームに引っ掛けている人がけっこういました。なるほどね。勉強になります。
最後に砂浜(ちゃんとした道路なんです)を走ってゴールゲートを潜りました。
たくさんのスタッフさんや先着したライダーが手を振ってくれて,気持ちよくゴールすることができました。
かなり長文になってしまいました。
ゴールの後にもいろいろあったり,帰路には世界遺産の合掌造りを見学するルートをとったり,まだまだネタがつきませんが,この記事を書いているのがすでに7月中旬ですのでそろそろ筆を置きます。
あ,肝心の千里浜の日没ですが,夕日は見えたものの,日没数分前に水平線上に雲が現れてしまい,ダルマ状のサンセットフォトは次回以降のお楽しみ,になりました。

シルエットの女性はモデルさん?無断掲載ですがお顔もわからない写真なのでご容赦ください
また来年も参加したいなぁ〜
テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク
ツイッターのタイムラインに,火曜日がお休みの人たちで伊豆にキャンプに行くらしいという話が流れてきました。
僕の勤務先は土日が休みなので,火曜日には普通に会議があったりしますが,僕もキャンプに行きたい!
幸い年度末で,もうすぐ消滅する有給休暇が残っています。
火曜〜水曜で有休をとろうと画策しましたが,火曜日しか休めませんでしたorz
ということで,火曜日のみのデイキャンプで参加させていただきました。
9時45分,集合場所に集まったのは,taka鷹さん,クロガクさん,うむぼうさん,かねQさん,じょりさん,僕の6名。
排気量150cc〜1300cc,ホンダ・ヤマハ・スズキ各2台というバリエーションに富んだ顔ぶれでした。
雲見オートキャンプ場までの話はクロガクさんの
Vトークラジオ第86回をお聞きください。
〜37分経過。そろそろ聞き終わりましたか?〜
<ダイジェスト>
・かねQさん,うむぼうさん,taka鷹さんと僕の4人はSena仲間でインカムツーリング
・クロガクさん痛恨のipod shuffle紛失事件
・じょりさんは楽しそうにどんどん先行
・西伊豆スカイラインは霧。そしてめっちゃ寒かった。あのまま仁科峠まで走ってたら死んでた
・最近の悪天候で生物がない,とのことでお昼はそば(僕だけうどん)プラスところてん食べ放題(きなこ&黒蜜味)
・キャンプ場への上り坂は狭くて急。でも道志の久保キャンプ場から帰るときよりは全然楽
・キャンプ場からの夕日を楽しみにしてたけど雲が厚くて一瞬しか見られず
・焚き火をつけて宴会開始(もちろん僕だけノンアルコール)
・じょりさん電子タバコの故障(寒さのせい?)により10キロ先のコンビニへ
・おもむろにクロガクさんの公開収録開始
Vトークラジオの公開収録も終わり,シロコロホルモン,鶏皮,ポークステーキ,ウィンナーと肉と脂ばかりをノンアルコールのスーパードライで楽しんでいると,そろそろ19時が近づいてきました。
翌日は仕事があります。170キロ先の自宅に24時前に帰るため,19時出発と決めていたので,心残りではありましたがみなさんに別れを告げ,ひとりで山を降りることにしました。
キャンプ場から一般道までの坂道は真っ暗で,ガードレールのない幅3mほどのくねくね道をそろそろとくだり,一般道に出ましたがそこも真っ暗。
街灯もない海岸のワインディングを走っていると,急に目の前にガードレールが迫ってきたり,カーブの曲率が予測できないのでオーバースピードで突っ込んでしまいそうになったりとかなりスリリングです。たまに対向車が来るとハイビームで目がくらみ,うっかりすると何も見えなくなります。
キャンプ場を出るときは,峠を越えるのを避けるために遠回りになっても河津経由で東海岸を北上するつもりでしたが,こんな感じだとどこを走っても似たような感じっぽいと考え,距離が短い西海岸から土肥経由で中伊豆に抜けるルートをとることにしました。
普段から夜道は慣れているつもりでしたが,都会と違って一緒に走る車のヘッドライトがないとこんなに暗いのか,と痛感しました。前も真っ暗,ミラーを除いても後ろも真っ暗の寂しい夜道をひた走ります。
土肥で右折して中伊豆に向けた峠越えに入ってからは標高が上がると気温が下がり,さらに寂しさが増します。ミラーにライトがうつったと思ったら走り屋さんで,ぐんぐん迫ってくるので急いで脇によけたら一瞬で抜き去られ,またひとり旅に戻ります。
中伊豆に出てからは交通量が増え,今度は渋滞にイライラすることになります。人間って勝手なものですね。
通行料をケチって函南までは一般道を進み,伊豆縦貫道経由で国道1号線に入って箱根を越えます。
箱根峠の温度計は1度。やっぱり寒いよ〜
箱根新道から西湘バイパス,新湘南バイパス,横浜新道,環状2号と順調に進み,23時過ぎに無事帰宅しました。
往路は楽しいインカムツーリング,帰りは寂しいソロツーリングでしたが楽しい1日でした。
今度は泊りがけで行きたいな〜
【当日のツーリングマップ】
先日オイル交換をお願いしたバイク屋さんで,「フロントフォークオイルが漏れてブレーキディスクに垂れそうですよ。知ってました?」と聞かれました。
フロントフォークのインナーチューブに点錆が浮いていて,それがオイルシールを傷つけてしまったようです。
漏れている量はたいしたことないのですが,フロントフォークを伝ってブレーキディスクに垂れてしまったら大変なので,オーバーホールをお願いすることにしました。
しかしそこはマイナーバイクのつらいところ,すぐにオーバーホールはできません。まずはパーツの取り寄せから。
幸いCBR150R(2012モデル)はエンデュランスがパーツを販売しているのでバイク屋さんから発注してもらいました。
待つこと1週間,オイルシールが届いたのでいよいよオーバーホールです。
土曜日の午前中に預けて,夕方にはできていたようなのですが私が出かけていたので受け取れず,日曜日に受け取りました。代車の原付スクーターが遅いのなんの。久々に自動車に煽られました。
無事にオーバーホールも済んだのですが,インナーロッドの点錆は再発リスクが大きいので今後は注意して乗ろうと思います。
テーマ:バイク - ジャンル:車・バイク
真冬とは思えない暖かさにつられて伊豆に向かったものの,箱根の山中でエンジン停止に見舞われた前編は
こちら【第3ステージ:熱海峠に向かう】
場所を貸してくれたガソリンスタンドのおじさんにお礼を言い,ナビに従って熱海峠に向かいます。
ガソリンスタンドを出るとすぐ伊豆縦貫道の入り口です。
しばらく乗って大場・函南ICで降り,一般道をしばらく走っていると,ナビが右折を指示してきました。
ここを右折?いやいやどうみても農道ですけど?と思ってバイクを止めて地図を確認しようとしたら,数台のバイクが同じ道を走っていきました。どうやら大丈夫みたいなので,そのまま進むことにしました。
300メートルほど進むと,1速でないと登れないような急な坂があり,そこを過ぎると通行量の多い道に出ました。
どうやらショートカットだったみたいです。なるほど。
熱海峠までは車線のない狭い道をくねくねと走ります。
先ほどのバイクの集団も同じ方向のようなので後をついていきました。バイクの集団の前に自動車がいて,比較的のんびりしたペースで走ることができました。
熱海峠で,バイクの集団はそのまま十国峠方面に走り去って行きました。サンキュー!
【第4ステージ:伊豆スカイライン】
伊豆スカイラインは入り口で行き先を告げて料金を支払うスタイルです。
地図を見て,浄蓮の滝に行くなら亀石峠かな,ということで亀石峠までの料金を支払いました。
あとから考えると冷川まで行ってもよかったのかも。

しばらく走るとパーキングがあったので,そこから富士山が見えるかと思って入ってみましたが,全然見えません。
もう少し走ると右手に富士山がきれいに見えてきました。ちょうど路肩に駐車スペースがあったのでバイクを止め,記念撮影をしました。

前後を走る車やバイクも少なく,気持ちよくのんびり走ることができました。
伊豆スカイラインをかっ飛ばして事故るバイクが後を絶たないという話を聞きますが,今回はそんなバイクには出会いませんでした。冬だからかも。
順調に亀石峠に到着し,伊豆スカイラインを後にします。
ここまでの動画はこちら
カメラのバッテリーが切れたので動画はここまで。
【第5ステージ:浄蓮の滝まで】
亀石峠を出て,ひとまず修善寺を目指します。
ナビの指示にしたがって県道80号線をすいすいと走り,順調に到着しました。
あらためてナビの行き先を浄蓮の滝にセットして,またすいすいと走って,無事目的地である旅の駅浄蓮の滝に到着です。
冬ですが定番のわさびソフト


浄蓮の滝に降りると,戻ってくるときの階段がしんどいので今回はパス。
家族にお土産を買い,ベンチでしばらく休憩してから帰路につきました。
【第6ステージ:帰路】
帰りは,熱海峠から箱根峠を十国峠経由で走った以外は来た道と同じルートです。
エンジンも快調で,多少渋滞はありましたが16時すぎ,無事に帰宅しました。
途中のトラブルで焦ったけど,たいしたことなく楽しいツーリングでした。また行きたいな。
テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク
お正月,真冬とは思えないくらい暖かかったので伊豆方面に日帰りツーリングに行って来ました。
この日(1月4日)は会社によっては仕事始めだったこともあり,道は空いていました。天気も良く,気温も高くて最高のツーリング日和でした。
カブで伊豆に行くときは,下道で湘南→小田原→熱海→東伊豆を海岸沿いに走行して下田→西伊豆を海岸沿いに走行して沼津→R246で横浜へ というルートで,ほぼ1日がかりで500キロくらいのツーリングでした。
CBR150Rはせっかく高速を走れるので,今回は 新湘南バイパス→西湘バイパス→箱根新道→伊豆スカイラインというルートで行ってみようと思います。思い立ったのが9時過ぎだったこともあり,日が暮れて寒くなるのが嫌だったので,目的地は旅の駅浄蓮の滝に決めました。グーグルマップの経路案内では片道2時間ちょっとです。
【第1ステージ:箱根まで】
横浜の自宅を出て,国道1号線をしばらく走り,藤沢から新湘南バイパスに乗ります。
ETCカードは持っていますが車載器がないので,料金所ではタンクバッグが活躍します。
新湘南バイパスが終わり,いったん国道134号線に出て大磯までは一般道です。
大磯からは西湘バイパスです。西湘パイパスにはバイクツーリングの待ち合わせ場所としても有名な西湘PAがあるので,そこで最初の休憩をとろうと考えていましたが,行ってみると駐車場は満車,バイクもぎっしりで,とても休憩できそうにはなかったので,構内をぐるっと回ってそのまま通過しました。
小田原からは箱根新道で箱根を登ります。箱根新道に入った途端,ぐっと気温が下がって冬らしくなりました。
といっても5度くらいで道端の雪もなく,快適に進みます。
この箱根新道の後半くらいから,少しエンジンの調子がおかしくなってきました。アクセル開度が一定のときにも回転数が不安定だったり,スピードメーターのデジタル表示がめまぐるしく変わったりするのです。電気系統に何か問題がありそうです。私のCBR150Rはインジェクションなので,電気系統のトラブルは即ゲームオーバーです。
箱根の山の中で動かなくなったりしたら困りますが,ドキドキしながらも進むしかありません。
【第2ステージ:箱根の山中で】
ようやく箱根峠についたものの,このまま十国峠,伊豆スカイラインへと山の中を進むのはいったん断念し,最寄りの市街地である沼津に向けて国道1号線を下って行くことにしました。
富士山が近くにきれいに見えるスポットもありましたが,
下り坂でもエンジンの不調は続き,走行中に急にエンストしました。止まってしまうとFIで押しがけもできないので,走りながらクラッチを切ってキーをOff-Onし,セルを回して再始動します。
そのうちにキーを回しても電源が入らなくなり,完全に電気系統が死んでしまいました。
幸い下りが続いているのでクラッチを切ったまま惰性で進むことはできます。カーブでの減速も最小限にとどめつつ,後続車に手を振って抜いてもらいながら,ノロノロと進みます。
ニュートラルランプもつかない中,何とか手探りでニュートラルに入れ,5分ほど下ったところでようやく最初のガソリンスタンドを発見。片隅に止めさせてもらいました。
ここまでの動画はこちら
【“伊豆スカイラインデビュー(前編)”の続きを読む】
テーマ:バイク - ジャンル:車・バイク
CBR150Rはセパハンで,いわゆるパイプ取り付け型のアクセサリーを取り付ける場所がありません。
Webikeあたりをうろうろ探してみると,セパハン車向けのマウントステーがいくつかあるようです。
ざっくり分けると以下の3タイプです。
1)ミラー穴に取り付けるタイプ
2)左右のハンドルポストをつなぐタイプ
3)ステムホールに取り付けるタイプ
1)ミラー穴に取り付けるタイプ
CBR150Rの場合は取り付けが簡単そうです。ただしスクリーンとの距離が近いので,ステーを取り付けることができてもその上にさらにスマホやカメラを取り付けるとスクリーンに干渉してしまいそう。
2)左右のハンドルポストをつなぐタイプ
KIJIMAが出しているハンドルマウントステーがこれに該当します。
パイプが長く,いろんなものを取り付けられそうです。しかし形状が各車種専用になっており,もちろんCBR150Rは対応車種には入っていません。
しかしものは試し,CBR250R用を購入してみました。
結果は惨敗。見た目は似ていますがやはり別車種。穴の位置が全然違いました。約4000円のダメージは痛い。
3)ステムホールに取り付けるタイプ
DAYTONAのマルチバーホルダーがこれに該当します。
ステムホールのサイズに応じてマウントを選択する汎用タイプです。
ただし,残念ながらCBR150Rにはステムホールは空いておらず,袋ナットでがっちりふさがれています。
情報を求めてネットを徘徊したところ,CBR125Rで同様の悩みにぶつかった方のブログが複数見つかりました。
対応方法は2種類あって,袋ナットの頭をグラインダーなどで削ってしまう方法と,CBR250Rのステアリングステムナットと交換する方法です。
CBR250RのステアリングステムナットはWebikeの純正部品発注システムで注文できます。
英語ですがCBR250Rのパーツリストから部品番号を調べることができるので安心です。
念のためワッシャーも一緒に注文しました(結果的には不要でした)
ナツト,ステアリングステム 部品番号 : 90304-KGA-900 475円
ワツシヤー,ステアリングステム 部品番号 : 90503-KGA-900 205円
DAYTONA マルチバーホルダー ステムクランプ(78412) 1479円
DAYTONA マウントキット マルチバーホルダー(78578) 884円
合計3043円で,ぎりぎり送料が無料になりました。
3日ほどで商品が到着したのでさっそく取り付けてみました。
まずは30ミリのボックスレンチでトップブリッジ中央のステアリングステムナットを緩めます。
かなりがっちり締まっていて,苦労しましたが何とか緩みました。モンキーレンチなどでやったら,勢い余ってタンクを傷つけたり,最悪の場合ナットをなめてしまう恐れがあると思います。気を付けましょう。
ステアリングステムナットをはずしたら代わりにCBR250Rのステアリングステムナットを取り付けます。
私はワッシャーも買っていたのでワッシャーも同時に交換しましたが,特に交換の必要はなさそうです。
CBR250Rのステアリングステムナットは穴が開いています。じっくり観察しましたが特に上下の違いはなさそうです。そのまま取り付けてガッチリ締め付けます。
続いてマルチバーホルダーの穴にマウントキットを通し,マウントキット部分をステムホールに刺してから6ミリの六角レンチで締めていきます。
六角レンチはL字型のものでもよいと思いますが,T字型になったものがあればくるくる回せる分楽だと思います。
最後にステーの向きが進行方向と直交するように位置を決めてグッと締めます。1点保持なので,締め付けると回ってしまうのが難しいところです。締め付けることによってどれくらい動くかを実験してから本締めすればよいと思います。
ステーの向きは最後まで悩みました。DAYTONAのパッケージの取り付け例の写真の向きと,同梱のマニュアルに書いてある図の向きが違うのです。
こっちかな?

それともこっちかな?

まあどちらでもタンクに干渉することはないので,実際にアクセサリーを付けるときに考えることにして,いったん作業を終了しました。
取り急ぎ,スマホをナビ代わりに使えるよう,次はスマホマウントを購入しようと思います。
朝から気持ちの良い晴れだったので,先日断念した山中湖へのツーリングに出かけました。
時間帯が早かったおかげなのか,道の駅どうしまで順調に走ることができました。


道は空いていましたが,気温が低く,道端の日陰にはうっすらと雪が。
凍結に気をつけながら,今度こそ山中湖に向かいます。
途中トラックの後ろについてしまい,そこからしばらくノロノロでしたがすんなりと山中湖に到着。
富士山がとても綺麗です。

帰りは平野から御殿場方面に抜け,R246でビューン...とはいかず,渋滞でノロノロでしたが,気温は段違い。
途中からグローブのインナーをはずしても大丈夫でした。
500キロまで5000回転,600キロまで6000回転,700キロまで7000回転と順調に慣らしを進め,ついに800キロまであと数キロまで来ました。

8000回転も回せば一般道を走る分には特に問題ありません。
ちょうど天気もよく,気温もほどほどだったので,慣らし完了直前ツーリングとしゃれこむことにしました。
あと200キロで慣らし完了なので,片道100キロくらいで行き先を検討します。
確か山中湖ってだいたい100キロ先だったはず。冬季は路面凍結が心配ですが,深夜・早朝というわけでもないので大丈夫だろう,と楽観的に考えて目的地を山中湖にしました。
だいたいのルートは
自宅→R246→ヤビツ峠→宮ヶ瀬湖→R412→R413(道志みち)→山中湖
です。
ところが,出だしでさっそくつまづいてしまいました。
【“慣らし完了直前ツーリング”の続きを読む】
走行200キロで購入したCBR150Rですので,しばらくは慣らし運転です。
500キロまでは5000回転縛りで走ります。
5000回転だと6速でも70キロ出ないので,夜の幹線道路は少し怖いです。
また,最大トルク回転数8500rpmにも届かないので,どうしても力を出し切っていない感があります。
それでも久々のマニュアルミッションが楽しく,あっという間に500キロになりました。
500キロになったので,近所のバイク屋さんでオイル交換をお願いしました。
昔のインプレッション記事を読んでいると,最初のオイル交換で出てきたオイルが金属粉でギラギラしていたなんて話を聞きますが,バイク屋さんによると特に問題ないとのことでした。最近のバイクは工作精度が上がってるんでしょうか。
次の100キロは6000回転縛りで走ります。100キロごとに1000回転あげていき,1000キロで慣らし完了です。
慣らし完了まで,しばらくの間はのんびり走ります。
JADEが廃車になってから数年,マニュアルミッション車に乗りたい願望が浮かんでは消え,浮かんでは消えしていたのですが,このたびCBR150Rというバイクを購入しました。

CBRですがCBR250RやCBR125Rと同じ単気筒です。タイとかインドネシア,インドなどで売られているバイクで,国内ではあまり流通していないようです。
走行200キロという信じられないくらいの低走行車がリアキャリア付きで格安で売っていたので,即決で購入してしまいました。

納車直後の距離計。200キロです(時計は合わせていなかったので変な時間ww)。
フレームナンバーを元に調べると2012年製造のようです。前の持ち主は買ってすぐに別のバイクも買って,そちらに乗っていたそうです。
英語サイトのレビュー記事代理店(エンデュランス)の紹介ページ今年新しいモデルがインドネシアで発売になり,私が購入したモデルは旧モデルということになります。
Youtubeで日本語のインプレッションなどがあがっているのはこの新モデルのようです。
まずは慣らし運転からですね。
500キロまでは5000回転,そこから100キロごとに1000回転上げていき,1000キロを超えたら慣らし終了という計画でいこうと思います。我慢できるかな?