お正月,真冬とは思えないくらい暖かかったので伊豆方面に日帰りツーリングに行って来ました。
この日(1月4日)は会社によっては仕事始めだったこともあり,道は空いていました。天気も良く,気温も高くて最高のツーリング日和でした。
カブで伊豆に行くときは,下道で湘南→小田原→熱海→東伊豆を海岸沿いに走行して下田→西伊豆を海岸沿いに走行して沼津→R246で横浜へ というルートで,ほぼ1日がかりで500キロくらいのツーリングでした。
CBR150Rはせっかく高速を走れるので,今回は 新湘南バイパス→西湘バイパス→箱根新道→伊豆スカイラインというルートで行ってみようと思います。思い立ったのが9時過ぎだったこともあり,日が暮れて寒くなるのが嫌だったので,目的地は旅の駅浄蓮の滝に決めました。グーグルマップの経路案内では片道2時間ちょっとです。
【第1ステージ:箱根まで】
横浜の自宅を出て,国道1号線をしばらく走り,藤沢から新湘南バイパスに乗ります。
ETCカードは持っていますが車載器がないので,料金所ではタンクバッグが活躍します。
新湘南バイパスが終わり,いったん国道134号線に出て大磯までは一般道です。
大磯からは西湘バイパスです。西湘パイパスにはバイクツーリングの待ち合わせ場所としても有名な西湘PAがあるので,そこで最初の休憩をとろうと考えていましたが,行ってみると駐車場は満車,バイクもぎっしりで,とても休憩できそうにはなかったので,構内をぐるっと回ってそのまま通過しました。
小田原からは箱根新道で箱根を登ります。箱根新道に入った途端,ぐっと気温が下がって冬らしくなりました。
といっても5度くらいで道端の雪もなく,快適に進みます。
この箱根新道の後半くらいから,少しエンジンの調子がおかしくなってきました。アクセル開度が一定のときにも回転数が不安定だったり,スピードメーターのデジタル表示がめまぐるしく変わったりするのです。電気系統に何か問題がありそうです。私のCBR150Rはインジェクションなので,電気系統のトラブルは即ゲームオーバーです。
箱根の山の中で動かなくなったりしたら困りますが,ドキドキしながらも進むしかありません。
【第2ステージ:箱根の山中で】
ようやく箱根峠についたものの,このまま十国峠,伊豆スカイラインへと山の中を進むのはいったん断念し,最寄りの市街地である沼津に向けて国道1号線を下って行くことにしました。
富士山が近くにきれいに見えるスポットもありましたが,
下り坂でもエンジンの不調は続き,走行中に急にエンストしました。止まってしまうとFIで押しがけもできないので,走りながらクラッチを切ってキーをOff-Onし,セルを回して再始動します。
そのうちにキーを回しても電源が入らなくなり,完全に電気系統が死んでしまいました。
幸い下りが続いているのでクラッチを切ったまま惰性で進むことはできます。カーブでの減速も最小限にとどめつつ,後続車に手を振って抜いてもらいながら,ノロノロと進みます。
ニュートラルランプもつかない中,何とか手探りでニュートラルに入れ,5分ほど下ったところでようやく最初のガソリンスタンドを発見。片隅に止めさせてもらいました。
ここまでの動画はこちら
電気系統が怪しいということは,まずバッテリーが怪しいと思いました。
車載工具でシートをはずしてバッテリーを確認します。といってもテスターがあるわけではないので,何がわかるわけでもなく,できることは端子の接続を確認するくらいなのですが一応見てみました。
マイナスの端子はきちんと締まっています。続いて赤いカバーをめくってプラス端子をみると,なんとネジが緩んでいるではないですか。ネジを締め直し,キーを回すと何事もなかったようにメーターに通電します。セルを回すと勢い良くエンジンが復活しました。
よかったー
なぜネジが緩んだのかは謎ですが,とりあえず大丈夫そうです。
あらためて伊豆スカイラインに向かうべく,スマホのナビで熱海峠への道を調べると,国道1号線を箱根峠に戻る以外にも伊豆縦貫道経由で行く道があることがわかりました。
ここからは後編で。